日産自動車の資金5億円超をオマーン経由で自身に還流させて会社に損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)で追起訴された前会長、カルロス・ゴーン被告(65)は25日夜、東京拘置所(東京都葛飾区)から保釈された。東京地裁が同日午前、保釈を認める決定を出し、検察側が決定を不服として準抗告したが、地裁の別の裁判長が棄却した。保釈条件には妻キャロルさんとの接触制限も付いた。新たな保釈保証金は5億円で、弁護人は振り込みで納付した。
昨年11月に最初に逮捕されたゴーン前会長は勾留108日目の3月6日、いったん保釈された。しかし4月4日に新たな特別背任事件で再逮捕され、勾留総日数は25日で130日となった。納めた保釈保証金は3月の10億円と合わせ、計15億円となった。
地裁は保釈を認めた理由を明らかにしていないが、証拠隠滅の恐れはあるとしつつ、公判準備には弁護人との十分な打ち合わせが必要などと判断した模様だ。
関係者によると、今回の保釈条件では妻キャロルさんとの接触も制限され、面会などは裁判所の事前許可が必要とされたという。他は前回同様、住居を東京都内のマンションに制限する▽パソコンは弁護士事務所のみで使用可とする▽事件関係者との接触を禁じる――などとする内容。
検察側は、ゴーン前会長の最初の勾留中、キャロルさんが前会長の指示で特別背任事件の「サウジアラビアルート」や「オマーンルート」の関係者と接触していたとして保釈に反対する意見を出していた。また、キャロルさんは「オマーンルート」で資金の一部が流れた会社の代表を務めており、事件の参考人として4月11日に東京地裁で非公開の「初公判前の証人尋問」に臨み、検察側から質問を受けた。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】
https://mainichi.jp/articles/20190425/k00/00m/040/282000c
2019-04-25 13:57:00Z
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